鈴木敏文 経営を語る |江口 克彦
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とにかく私の中で一番多いのは「なぜ?」という問いかけなのです。「どうしてなんだ?」「なぜなんだ?」「そんなの、おかしいじゃないか?」というのが私の口癖ですね。
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●私の悪い癖に、すぐに納得してしまうということがあります。理由を言われると、「そうなんだ」と納得してしまう。思考に深さがありません。
●このような浅い考えが習慣化してしまうと、予想外の視点で質問された場合、対応できません。そこまで考えていないので軽く見られます。
●一方、時間をかけて検討したものは、自信を持って説明できます。あらゆる角度から検討していますので、隙がありません。説明にも迫力がつくようです。
●やはり、トヨタのように「なぜ」「なぜ」「なぜ」「なぜ」「なぜ」と問うことを習慣化する必要があるようです。
●この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「企画部などで作成した経営方針を社長が読むだけというのなら、それを書いた企画部の人が社長になるべきだ」と話しました。そうしたら「うちの会社がそうだ」と、皆笑いだしてしまったことがある。
・もっと本業を深く堀り下げていかなければならない。ましてや専門外のところに進出して多角経営などしても、成功はおぼつかないでしょう。
・とにかく挑戦してみたい。そういう気持ちで、自分が担当している仕事以外のところで、「お節介」なことをやりつづけてきた(笑)。いつも、プラスアルファを求めてチャレンジしてきたという感じですね。
・もしかりに業績が悪くて人員整理なり事業縮小をしなければならない企業があるとしたなら、事態がそこまで深刻化するまで手を打たなかったことに問題があると思います。
●江口克彦さんの著書ですが、イトーヨーカドー・グループ代表の鈴木敏文本人が話しているような文体で構成されています。当然内容は素晴らしいのですが、ここまで鈴木氏の考えを理解して書ける江口克彦さんの力量に感嘆します。
「鈴木敏文 経営を語る」江口克彦、PHP研究所

おもしろい
本業に徹すること